2020/7/7 22:20

また悪夢みた

 

奨学金の選考に五人くらいメンバーが選ばれてて、先生が安倍晋三だった

呼ばれたのは私、紫ちゃん、青ちゃん、黒髪の男の子(真面目そう 愛くんか、赤さん)あと二人くらい居た

偉い部屋の大きな長机にみんなで座って、私は窓側の角にいた 扉側の誕生日席には紫ちゃんだった。

安倍晋三が一番偉いけど他に二人、選考委員のおばさんがいて、一人は70代くらいでごましお色のおかっぱのおばちゃん もう一人は50代くらいでメガネと白Tのおばさん。

安倍晋三の横におかっぱのおばちゃん先生が座ってるんだけど、安倍晋三は話をしながらの手遊びがすっごく酷くて、隣のおかっぱの髪を三つ編みしたり触っててドン引きした。

安倍晋三の説明どころじゃないのに、みんな気にせず聞いている、びっくりする

程なくしてプレゼンの時間に入る 私はこの場に慣れなくて全然話が聞けない。

紫ちゃんのプレゼンは自分のポートフォリオを製本して見せていたり、スラッスラ己の素晴らしい履歴を説明しててめちゃくちゃ意欲が削がれる、へこむ。ポートフォリオの中に、小さい頃の絵も入っていたが緑とピンクのコアラが抱き合ってる絵もあって、動物を描いてたことに劣等感とひがみを抱く。

そのあと一人ずつに質問のコーナーに入るんだけど、一番手が私だった。

安倍晋三はじめ選考委員は、私の絵についてじゃなく、盗難履歴を提示してきて糾弾する。私が奨学生として正しくないこと、絵を見る前にお前にはここに居る資格などないことを遠回しに、淡々と述べた。頭が真っ白だった。脂汗をかいて、周りの目がこっちをみてて、何も頭に入ってこなかった。

茫然としながら、私は羞恥心とどこかへ逃げなければという気持ちで必死だった。外の、坂の上にあるベーカリーに向かう。

ベーカリーでは美味しそうな惣菜パンが並んでいる。外はもう暗くて、きっともうすぐ閉店するだろう。棚の右の329円くらいのピザパン、真ん中にラタトゥイユ風のパン、左にはデミグラスソースとブロッコリーののったパンがあって、どれも300円前後だ。量の多さに比べて非常に良心的な値段だった。どれも食べたいので、今日と明日に分けて食べればいいやとピザパンとデミグラスのパンを買う。ここまでずっと現実逃避のため奨学金のことをわざと忘れていた。買ってから、じわじわまた脂汗と動悸が始まって、場面はすぐあの部屋に戻ってしまった。

目の前がゆらゆら白くてそこから覚えてない

早く死にたい、死なせてくれと思っていた。

 

 

 

やけくそでケータイとか持ってたもの投げたのも追加